20091004
でじたけ流 教育論

第479回

喝-digitake.com


うちから小中学校までは、わずか数メートルの距離。

そんな立地条件もあって、
子供たちの友だちが、よく遊びに来る。

たまたま私が家にいる時、
子供の友だちと顔を合わせると、
いきなり「こんちは!」とでかい声で
挨拶をブチかます。

最近の子たちは妙に大人しくて挨拶がヘタだ。
だから、こうして驚かしてやるわけ。

うちの子供たちは、
私がふざけ半分で
こんなことをしているのをよく知ってるから、
半ば友だちを驚かせてやろうと思って、
わざわざ私の近くを友だちと通り過ぎたりする。

長男の高校は、
うちから自転車で30分くらいの場所にあるんだけれど、
最近は高校の友だちも来るようになった。

自転車で通う長男には、
ヘルメットの着用を義務づけている。

同じように自転車で通う友だちで
ヘルメットをかぶっている奴なんかいないようで、
長男は恥ずかしさもあって嫌々かぶっているが、
そんなのはおかまいなし。

危険回避は親の仕事で、
我が家には我が家のルールがある。

長男の友だちには…
可愛い息子にヘルメットをかぶせる親は、
きっとひどく過保護で、
ちょっとナヨナヨしてるようなイメージがあったらしい。

ところが、そこで出てきたのは
スキンヘッドにサングラス姿の気質とは思えないような父親。
おまけに大声で挨拶を強要されたものだから、
後で聞いたところ、
長男の友だちはカルチャーショックを受けたらしい。

過保護じゃねぇんだよ。
うちは力関係で価値観が決まってんだ、ハッハッハッ。

…だから、親が力を維持すんのが…大変。


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