20050403
でじたけ流 教育論第245回

245 元気に挨拶


とある場所で
子供連れでエレベーターに
乗っていたら・・・

別の階で乗ってきた人が
私たちを見るなり
「こんにちは」と言ってきた。

3人の子供たちも次々に
「こんにちは」と
ちょっと照れくさそうに答えた。

後から乗ってきた人は
私たちより先に
エレベーターを降りた。

すると長男が
「何だか気持ちがいいね」
と、つぶやいた。

見知らぬ人とでも
軽い挨拶ひとつで
親しさを覚える。

そんな喜びを
子供たちも私も感じた。

そういった
人と人とのつながりは
基本だけれど・・・
誰にでも見境なしに
声をかけると危ない、
・・・というのも今日の真実。

おそらく
エレベーターに乗ってきた人だって
私が一人でムスッと立っていたら
挨拶はしてこなかっただろう。
子供連れだったから
安心して声をかけたに違いない。

誰にでも挨拶できる
明るい子供に育って欲しい一面、
危うきに近寄らない目も持ってほしい。

どちらか一方だけでは不十分。
何事もバランスを保つのは難しい。

言うことをきくだけじゃなく、
言うことをきかない場合の
判断と対応ができるかどうか。

大きくなるにつれ・・・
一人で行動していくように
なればなるほど・・・
・・・これは重要な問題だよ。


でじたけ流 教育論

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