先週は中1の長女が
初めての中間試験だった。
高1の長男と比べると、
図画工作は得意だがその他は苦手。
そういうところと体型は私似だ。
帰宅するなり一杯やりはじめることが、
ここのところすっかり習慣化してしまった私は、
教科書を開く娘に向かって
「そんなこと知らなくても生きていける」などと
ほろ酔い加減で言ったりしているが…
そう言われると、かえって、これはマズイと思うようで
母親を捕まえては勉強を教わっていた。
別にそういう狙いで言ってるわけじゃなくて、
こっちは本気で言ってるんだけど、ね。
高1の長男はマイペースで過ごしているし
…となると取り残されるのは例によって小4の次男。
そこで私は再起動のために
例によって小学生と早く床につく。
寝る間際の会話は意外と深かったりする。
独りで寝るのは怖いという次男と
この間は、こんな話をした。
「何が怖いんだよ?」
「幽霊とかが怖い」
「それは想像の話だろ」
「でも怖い」
「怖いのは現実だろ」
…なんて具合。
現実は怖くないんだと言う次男に…
「もし、現実だと思っていることが夢で、
実はもう自分は寝たきりの年寄りで、
起きたらお父さんもお母さんも、
とっくに死んでて…
今こうして子供でいることが、
昔を思い出してる夢だったら…どうする?」
…絶句する次男。
…で、
さらにこちらにへばりついて寝ようとする子供は
可愛くもあるんだけど…
結局、夜中に蹴飛ばされて叩き起こされるハメになる。