受験のバタバタが終わったかと思ったら、
今度は卒業式ラッシュ。
で、次は入学式だろ。
…ったく、落ち着く時、というものはないものだ。
春から我が家は…
高校生、中学生、そして小学生…と
3人兄弟が、
みんなバラバラの学校へ通うことになる。
とはいえ、
うちの子供たちが通う小中学校は、
公立だけど同じ敷地内にあるから、
小学校から中学へになっても
実はほとんど変わりがない。
ただ、中学になる長女が、
すごく嫌がっていることがある。
それは…制服。
小学校の6年間、
ずっとジーパンで通っていた娘にとって、
中学の制服であるスカートは
何とも抵抗が強いらしい。
男兄弟に囲まれた娘が
スカートを履くことなんて…
ピアノの発表会か葬式の時くらいだもんな。
スカートはスースーするから嫌だ、と。
寒空の下、スカートは見ているだけでも寒そうだもんな。
そういえばカミさんを含め、
私の周囲にいる女性陣は、みんなスカートを履いてない。
思い出すのは、うちの母親。
私が就職して間もなく、
街のバッタ屋で毛皮の上着が安売りしていたので、
珍しく母親にと買って帰った。
母親は喜んではくれたが、
毛皮を羽織る母の姿は優雅さの微塵もなく
…まるでマタギのようだった。
そんな、おばあちゃんに骨格が似た娘も
確かにスカートは似合わないだろう。
まぁ、そうこうしているうちに、
いつの間にか色気づいて、
化粧をしたりしはじめるんだろうけど、ね。