20080720
でじたけ流 教育論

第416回

自分で後始末


仕事中、カミさんからメールが入った。

中3の長男が言うことを聞かない、と・・・
長男との言い合いの末、
こっちに電話がかかってくることも
最近はしばしばだが
・・・今回は珍しく小3の次男の件。

同級生の女の子とケンカして
相手に頭突きをくらわせ、
女の子の前歯がグラグラになった。

幸いその子の親とも仲良くしているので、
親同士話しているから心配はないが
一応知らせておく・・・というメール。

そこで仕事を中断して即、返信。

親同士でおさめてしまっては
本人のためにならない。
仲良くしている相手であれば、
むしろ息子の言い分と謝罪を
直接聞いてもらうべき。
すぐに相手の家に謝りに行け
・・・と。

女の子には手を出すなと
次男に言った翌日の事件。

手を出したら、
どんな面倒なことになるのか
本人に自覚させる必要があると
・・・私は強く感じていた。

まぁ、これも・・・
実際に面倒な思いをした
自らの経験からなんだけど、ね。

あれは、ちょうど
今の次男と同じくらいの年の頃・・・。

やたらと人にちょっかいを出してくる
嫌みな女の子がいて、
堪忍袋の緒が切れ、突き飛ばしたら、
手の付き方が悪かったらしく
数本の指を突き指させてしまった。

タイミング悪く・・・
ピアノの発表会の前だったので
相手のうちから抗議の電話があって、
母親と一緒に謝りに行ったことがある。

たとえ相手が飛び出してきたとしても
車で歩行者をはねたら、車の方が悪くなる。

男と女のケンカは、
それくらいに思っていないと・・・後々厄介だ。

次男もカミさんに連れられて
ケンカした女の子の家へ・・・
お互い謝り合って、とりあえず丸く収まったようだ。

子供のケンカは
親同士が話し合っただけじゃ意味がない。
後始末は自分でつけさせないと
・・・また、同じことを繰り返すだろう。

そうこうしていると今度は・・・
また長男が
100枚の反省文をふりだしに戻す行為を・・・!
・・・いよいよ、丸坊主か。
暑いから気合いを入れ直すにゃ、
ちょうどいいんじゃないか・・・!!



でじたけ流 教育論