20080511
でじたけ流 教育論

第406回

両極端


100枚の反省文を書き終えた
中3の長男が・・・
先日、私の部屋に入ってくるなり
「何か、ちょっと片付いてない?」
・・・と言った。

当然だ・・・
思い切って片付けたんだから、ね。

片付けが嫌な長男は
「最初から散らかさない」と言う。

思考が実にカミさん似だ。

私の場合・・・
極限まで散らかして
・・・イッキに片付ける。

小6の長女と小3の次男も
・・・どちらかと言えば私似かな。

イッキにやる、というやり方は
エネルギッシュではあるが堅実ではない。

どちらが、いい悪いということもないが、
身内をはじめ、自分の周辺にいる人々は
両極端のところにいる感じがする。

両極端だからセットでちょうどいい
・・・とも言えるけど、ね。

たとえが古いけど・・・
クレイジーキャッツに
植木等は2人いらない、ってことかな。

そういえばゲーテの格言にも、こんなのがある。

“家に女が2人いると掃除がはかどらない”

ご多分に漏れず・・・
うちでもよく子供の扱いについて
夫婦でよく議論になる。

カミさんとしては意見を合わせたいということが
話し合いのテーマなようだけど・・・
私は合わせる必要はないと思ってる。

違いを理解できれば御の字。
あとは子供自身が考えることだ。

味方がいて勇気づけられることは確かにある。
肝心な部分で、やっぱり家族は味方同士。

しかし・・・父と息子のように
ライバル意識があって成長できる部分もある。

時と場合によるけど・・・
ただ仲がいいだけの人間同士なんて
・・・あまり深い関係じゃないんじゃないかな?



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