今度、妹や弟に暴力をふるったら
ボウス頭になります。
・・・うちの冷蔵庫に貼ってある
中3になった長男の誓いの言葉。
しかし・・・やってしまった。
こともあろうに小6の妹とケンカして
包丁に手をかけたという。
本人は冗談のつもりだったらしいが
・・・やっていい冗談と悪い冗談がある。
即刻、丸ボース宣告!!
カミさんは・・・
さすがに長男が可愛そうになったのか、
私が丸ボースを言い渡すと
叱る側から援護する側にまわっていたが、
それくらいでやめるなら・・・最初から言わない。
ケンカうんぬん以前に、
自分で誓ったことをやらない・・・
自分との約束を守らないのは
・・・私が最も嫌う行為だ。
自分でやってしまっても、
そんな自分を毛嫌いするほどに・・・!
髪の毛なんて、すぐに生えてくる。
中年オヤジじゃないんだから。
チクチクする頭をなでながら、
しばらく反省を続けることの方が
今やるべきことことの中では一番大事だという判断。
最後はカミさんも納得。
そして、いよいよ長男は逃げ場を失った。
次の朝・・・
起きてみると長男が自主的に書いた
お得意の反省文があった。
毎日1ヶ月間、反省文を書くから
丸ボーズだけは勘弁してほしい、という主旨。
確かにそれなら、
しばらく反省を続けることにはなる。
・・・が、その程度では甘い。
毎日3枚。最終日は10枚。
1ヶ月で100枚の反省文が書けたら
ボースは免除することにした。
・・・で、今2週間目くらい。
長男は毎日、
400字詰め原稿用紙3枚に
反省文を書き続けている。
こっちもそれを
毎晩赤ペン片手に添削するんだ。
内容はもちろん・・・
漢字の校正から段落の使い方まで。
真剣に叱るのは、
実にエネルギーがいるもの。
簡単に許す方が・・・はるかに楽だよ。