20080413
でじたけ流 教育論

第402回

痛みを感じて大きくなれる


小学3年になった次男が、
最近よく片足を引きずっている。

聞けば、ぶつけたわけでもないのに
膝のあたりが時々痛くなるという。

よほど痛みが続くようなら
当然、医者にも連れていかなければならないが
・・・遊んでる時にはケロッとしていりする。

おそらくは・・・成長痛だろうな。

体が急激に伸び始めて
間接が一時的についていけなくなってしまう。

そういえば、乳歯が抜けてから
長らく生えそろわなかった次男の前歯も
ようやく顔を覗かせている。

肉体的な問題だけではなく・・・
精神的にも、あるいは経済的にも、
予想しなかった「痛み」を感じた時、
誰しも「何故だろう」という疑問を抱く。

その答えを何処に求めるのか・・・。

科学を知らない大昔の人たちは、
原因を納得するために悪魔や妖怪を作り出した。

今となっては実に滑稽な話だが・・・
実際には我々も日常的に似たことはやっている。

つまり・・・何かのせいにしている。

「痛み」の答えを自分のつたなさだと感じられた時
・・・ようやく成長できるだろう、ね。

小6になった長女は
今、得意になって水泳教室に通っている。

バタフライまで制して、
タイムを競うクラスになったという。

週に2回通っているが、
1回あたり2kmくらいは
平気で泳ぐようになったらしい。

・・・ヤバイ。
ピアノに続いて、水泳でも、
どんどん追い越されてしまうな。

確かに仕事は目が回るほど忙しいが・・・
できない理由ばかり並べているうちに、
やろうとしていたことを
やらずに済むようにしているようで、
自分で自分が許せなくなっちまう。

・・・そんな檄をとばす46歳の誕生日。



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