20061008
でじたけ流 教育論

第323回

悪ガキ親父と憧れの人


ちょうど先週に日曜日・・・
3人の子供たちを乗せて、都内某所に向かった。

このHPにも、よく書き込みをしてくだる
GAさんからのお誘いで参加させていただいたのは
「PO-7・完成20周年記念祝賀会」。

「PO-7」って何?
・・・という人は、今一度今日のタイトル画像を見てもらいたい。
・・・そう!
「ウルトラセブン」に登場していたウルトラ警備隊の車、
「ポインター」のこと。

「セブン」世代の私としては、これはもう憧れの車。

確か、かなり以前に雑誌か何かで、
この車のレプリカを作った人がいるという話は
読んだことがあって・・・
同じようなことを考える人がいるもんだなぁ〜
と思ってはいたけれど、結局私には作れなかった。
まぁ、思っても実際には作らないのが普通だろうけど。

それを実際に作ってしまったのが、なんとGAさんだった。

その仲間の輪が広がって・・・
完成20周年をみんなで祝ったのが先週の日曜日。

もう何年もBBSに書き込みはしていただいていたけど、
GAさんとお会いするのは今回が初めて。

生ポインターをぜひ見たいという私の希望を聞いてくださって、
初対面も果たすことができたというわけ。

ポインターは・・・実によくできてたな〜。

うちの子たちは「ウルトラマン」から「セブン」まで、
すべてDVDで見ているから
当然、この車を生で見る興奮を父親同様に感じている。

実際に撮影に使われたボインターはすでにない。

しかし、撮影用の車両とは違って
車検を通って普通に公道を走れるポインターは、
ある意味、本物以上のポインターだ。

普通の駐車場に
普通にポインターが並んで停めてある
・・・という絵も何かスゴかったが、
40年前にデザインされた未来の車が
今でも一番未来の車に見えるというのも
妙に感慨深いものがあった。

そして、もうお一方・・・感動の出逢いが!

なんと、アンヌ隊員こと、ひし美ゆり子さん
スペシャルゲストとしていらしていた。

久々の緊張感。
だって、あのアンヌ隊員がすぐそこにいるんだよ。

私だけでなく、
おそらくそこにいた同年代の人たちはみんな
心だけ少年の頃に戻っていたことだろう。

だが、ここでビビッて遠巻きに眺めているだけでは
連れてきた3人の子供の手前カッコがつかない。

長男も「早くサインしてもらったら」と
袖を引っ張るし・・・。

そこで意を決し、子供たちをぞろそろ引き連れて
ひし美さんに近づいて行く。

ひし美さんは実にニコやかに接してくれた。
あのアンヌの声で・・・あたり前だけど。

「お父さん、幸せねー」
・・・なんて言われたりして。

まさか、小学生の頃から憧れていた人と
逢えるとは思っていなかったし、
その時、自分が3人の子供を連れているなんて、ね。

奇しくも10月1日は
「ウルトラセブン」の放映が開始された記念日でもあった。
もう、39年になるらしい。

待てよ、39年前と言えば・・・
私が末っ子の次男と同じ年頃。

「ひし美さん。39年前は私がこれと同じくらいだったんですよ」
・・・と次男を前に言うと
「ええ〜っ?」と、ひし美さんもやや驚いた表情。

そりゃそうだよな。
だけど、こんな怪しいオヤジにも
確かに少年時代はあった。

その思いを蘇られてくれたGAさんに感謝・・・!!


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