20050313
でじたけ流 教育論第242回

242 心配だけなら誰でもできる


ほしい物があると、
何が何でも速攻で手に入れようと
借金してまで買いに走る私に対して、
カミさんはと言うと・・・
さんざん悩んだ挙げ句、買わないタイプ。

買わないと決めた
・・・というよりは、
ようやく買う決心がついた時には
すでにほしい物は売れてしまっている、
なんてことも少なくないようだ。

2人とも私のようなタイプだと
我が家は破産してしまうし・・・
2人ともカミさんのようなタイプだったら、
ほしい物は何一つ手に入らない。

3人の子供たちを見ていると・・・
5年生の長男は
間違いなくカミさんタイプで、
年中組の次男は
容赦なく私のタイプ。
2年生の長女は
時と場合に応じて、
その中間といったところだ。

何をするにつけ
見ていてヒヤヒヤするのは
次男だが・・・
放っておいても、やることは早い。
何でも見よう見まねでやってしまうので
危なっかしいが
できるようになるのも早い
・・・というわけ。

長男は石橋を叩いて渡る。
一見、真面目で確実なようだが・・・
叩いているうちに
橋のゲートが降りて
通れなくなってしまうことがありそうで
これはこれで心配。

赤ん坊を寝かしつけて
夜泣きでもしようものなら
どこか具合が悪いんじゃないかと思い、
静かに寝ていれば
思わず息をしているかどうかを確かめる。

・・・それが親というもの。

ある程度の失敗はさせないと、
できるようにはならないんだけど、ね。

一番いいのは・・・
自分の失敗例を語るより、
成功例を語れる親になることだろうな。

じゃなきゃ、
真剣に話は聞いてもらえない。

子供に無駄な失敗をさせたくなければ
親が成功者になることだ。

やっぱり、
トンビは鷹を産まないんじゃないかな。


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