20050116
でじたけ流 教育論

第234回
きるびを知る


オリンピックで
金メダルを獲る選手の多くが
第一子ではない・・・
という話をどこかで読んだことがある。

第一子の時は親も慣れていなくて
何かと神経質にあれこれ子供に手を出してしまい、
結果・・・
子供も神経質になってしまう傾向がある。

兄妹も下になればなるほど
親も慣れてくるし、手もまわらなくなってくる。

すぐ上に見本もいるから
本人もやりやすいだろうし・・・

それで、自分の能力を伸ばして
金メダルを獲ったりする可能性が高まるようだ。

確かに5歳になるうちの次男にも
時々驚かされることがある。

教えてないのに勝手に言葉を覚えていたり、
字を読み書きしていたり・・・。

意外なことまで
自分ではできるつもりでやってしまうので
怖い面もあるけれど、ね。

子供に限らず
自分に新しいことができるようになることほど
生きていて楽しいことはない。

子供にはできないことが多いから
そうして苦しみつつも喜びを重ねながら
日々を過ごしているように見える。

大人になると
たいていのことはできるつもりになって
なかなか新しい挑戦をしなくなる。

新しいことに挑戦するより
今の生活がいっぱいいっぱいだと言ってしまえば
それまでなんだけど・・・。

逆を言えば
新しいことに挑戦しないから
毎日のことがいっぱいいっぱいに
なってしまうんじゃないだろうか・・・?

追わないと・・・
追われちゃうんだよ、ね。

小2の姉とケンカした次男が
何やら紙に一生懸命書いて
カミさんに見せにきた。

そこにはヘビがのたまわったような字で

「む か つ く」

と書かれていた。


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