20050109
でじたけ流 教育論

第233回
休み


子供たちの長い冬休みも
ようやくこの連休で終わる。

毎朝の剣道の素振りは
何とか続いているものの・・・
やはり休みが長くなると、
やっぱりダレてきてしまうようだ。

サラリーマンの人たちも
きっと同じに違いないが・・・

それでは
フリーランスの仕事や
人を引っ張って行く仕事は
できないよ。

子供たちが将来
どんな仕事につくのかは
その時代のご時世にもよるし、
何より本人の資質の問題だから
こういう仕事につけなんて
絶対に言うつもりはないのだが・・・

それでも
ダレきった小僧どもに
付きっきりのカミさんも疲れて
ついにカミナリが落ちる。

先日・・・
珍しく私が早めに帰宅すると
二階から
カミさんの激しい怒鳴り声が聞こえてきた。

しばらくすると
私が帰ったことに気づいた
5歳の次男が階段を下りてきて言う。

「お兄ちゃんが、怒られてるの」

半分は状況報告だが、
もう半分は
自分は怒られることはしていない
・・・というアプローチだ。

「何で怒られてるんだ?」と尋ねると
「ケジメがないから」と答える。

こいつから「ケジメ」なんて言葉は
初めて聞いた。

「ケジメって何?」

しばし考え込む次男。

まめダースベイターは5歳ケジメはねぇ・・・
 学校の宿題をやらないこと」

近いけど、ちょっと違うかな。

「じゃあ、
 宿題をやらないと、どうなる?」

またも考え込む次男。

「う〜ん・・・
 学校の先生にねぇ・・・」

「先生に、どうなるの?」

「・・・バチが当たる!」

これは全然違うけど
先生にバチが当たるのなら
宿題なんてやんなくていいや。

学校の先生も・・・
長い冬休みを堪能したことだろうし、ね。


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