20040801
でじたけ流 教育論

第211回


夜明けとともに響いてくるセミの声。
そして・・・
早朝から、けたたましい兄弟ゲンカの声。

夏休みに入って
すっかりこっちは休めなくなった。

・・・が、本当は
この7月末からしばらくの間、
つかの間の独身生活を送ることになっていた。

妹の家にカミさんと子供たちが
遊びに行くことになっていたのだ。

しかし・・・思わぬハプニング勃発。

妹のダンナが
なんと脳内出血で倒れてしまったのだ。

とても遊びに行ける状況ではなくなった。

のダンナは37歳。
何とか一命はとりとめたものの
まだ集中治療室にいる。

ここ半年・・・
こういう目によく遭遇する。

そういう年代になった、
ということもあるだろう。

だけど、正直なところ
確実に寿命が縮まっているように
思えてならない。

60、70・・・
場合によっては80くらいまで
普通に生きられると思っていたのは
幻想で・・・
30代、40代で
人生を終える人の何と多いことか。

大差の時代は、寿命まで両極端。
平均が変わらないからと言って
決して安心してはいられない。

人生わずか50年・・・と
信長が唄ってから約420年。

テクノロジーは飛躍的に進化したが
人間という種が進化するには
まだまだ時間が足りない。

戦国時代の人の悩みと
現代人の悩み・・・
同じようなことに悩んでいるのは
進化してない証拠じゃないか?

そういうわけで・・・
再開を楽しみにしていた子供たちは
みんなガッカリしているけれど、
身内の人間が闘って時には
同じように何かを我慢して闘うのが家族。

人間は
一人だけで幸せになることなんて
できないんだよ。


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