20040104
でじたけ流 教育論

第182回
じた家の末年始


結局、暮れから正月にかけて
私が事務所に出なかったのは、
家族そろって「泳ぎ初め」をした
2日の土曜日だけだった。

大晦日だけは早めに仕事を終えて
家族そろってゲームをしたり、テレビを見たり。
遅くまで起きていられるために・・・
子供たちとは一緒に昼寝もした。

考えてみると・・・
家族そろってコタツに足を突っ込んで
テレビを見るなんていうのは
一年のうちでも大晦日くらいだ。

「ゆく年、くる年」が始まる頃になると
小学4年の長男は剣道着に着替える。
長男と小学1年の長女、そしてカミさんの3人は
剣道の先生であるお婆ちゃんと共に
神社に初詣に行き、
そこで剣道仲間が集って、初素振りをしてくる。

私と4歳の次男は留守番で・・・
私にとっては早めの就寝。

子供たちは深夜の街を歩くことなどないから
ワクワクして出かけて行く。
私にもそんな頃はあったと思いつつ・・・
今では、大晦日くらい早く寝たいと床につく。

こうして年を越え・・・
元日は家族親戚が集まって食事会。
そして2日は冒頭に書いたように「泳ぎ初め」。
3日はちょっと事務所に出てから
夕方は近所にあるカミさんの実家で食事。

できるだけ、普段のペースを崩したくないんだよね。
冷え切ったエンジンを暖め直すのは大変だから。

それでも、学校が休みで
昼間から家にいる子供たちとは
それなりによく遊んだり、泳いだり、
例によって映画を観たりはする。

金や時間をかけないと
何だか楽しんだ気がしないのは
大人の悪いクセで・・・
子供たちとは、まず話すことが大事じゃないかな。

いくら楽しませてやろうと思っても
ニーズをつかめなきゃ相手は楽しくないだろうし。

子供が楽しんでいるところを
親は一番見たいわけだし・・・。

いきなり、
それまでの空白を埋めるように
奇抜なことを「してやった」つもりでいても、
金をつかうだけで
案外、相手にとっても
ありがた迷惑だったりすることがあるからなぁ。

やっぱりマメなのが一番かな。
商売も男女関係も
そして親子関係も、ね。


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