20000917

でじたけ流 教育論第16回 えたければ、うするの?


今回の写真は、ちょうど11ヶ月になる次男のドタマである。

次男のドタマ11ヶ月というと、どういう状態かというと・・・

ミルクよりパンの方がお気に入りになってきて、歯も下に2本、上は4本くらい見えてる。
しかし、どうして赤ん坊というのは下から歯が生えるんだろう?
まるで「バカボン」に出てくる「ビストルのお巡りさん」のようだ。

這い這いのスピードは増し、つかまり立ちもお手のモノ。
得意になって片手でつかまり立ちをして・・・ドテンとひっくり返る。

何せ頭が重くてバランスが悪いからなぁ・・・。
頭の大きさに対する手足の面積のバランスは「ザザエさん」と変わらない。

言葉は、まだ喋れない。
「ダー」とか「アー」とか叫ぶ程度。
時折「フーッ」と鼻を鳴らしていると・・・アブドラ・ザ・ブッチャーを思い出す。

で、言葉が喋れず抵抗できないのをいいコトに・・・
電動バリカンで頭をかったら、こんなんなっちゃった!

実をいうと、この電動バリカンはヒゲを刈るために買ってきたモノ。
いきつけの床屋で「ヒゲが伸びすぎて、うっとおしい時はどうすればいい?」って聞いたら
「バリカンが楽ですよ」って言うんで・・・近くのドラッグストアでで買ってきた。1,980円也。

確かに楽だし・・・何だか面白い。
かと言って、ヒゲは毎日バリカンで刈るほどのコトもないし・・・
何か刈ってみたい、という私の衝動の餌食となったのが・・・次男というワケ。

「次はおまえの番だ!」と長男に言ったら・・・「絶対ヤダ!」と拒絶された。・・・当然だけど。

絶対、こう答えるだろうな・・・とわかっていても、私はあえて子供たちに質問をするようにしている。
その答えが、あいまいな場合には、嫌がるとわかっているコトでもワザとやる。

幸いにして今回、長男がバリカンの餌食になるコトはなかった。

相手が嫌がるコトをわざわざやるのは確かに意地悪だ。
私は、もともとイジメっ子なんだけど・・・世間には、もっと容赦のないイジメっ子など大勢いる。

社会に出ればなおのコト・・・。
イジメられないまでも、およそどんな職種であっても仕事は自分の考えを相手に説明する・・・その連続だ。

赤ちゃん言葉を親が真似して喋っていると・・・
子供がなかなかマトモに喋れなくなってしまうのと同じように
親があんまり気がつき過ぎて、先まわりして何でもやってしまうと・・・
子供は自分がどうしたいのかを相手に説明するコトが苦手になってしまうんじゃないかな。

読むコト、書くコト、そして喋るコトだって・・・訓練によって出来不出来が決まる。

だからウチでは外食した時なんかも・・・
子供が水をほしがったら、必ず自分で店の人に頼むようにさせる。

だって将来、うちの息子たちが、彼女を連れて喫茶店か何かに行って
店員が、なかなか注文とりに来ないような時・・・
オロオロするばっかりで堂々と店員を呼びつけるコトができなかったら・・・カッコ悪いじゃない?!

まぁ、そんな将来のコトより・・・今、次男の頭はカッコ悪い。・・・ひとえに私のせいで。

でも、本人は別に気にしてないみたいだから・・・いいじゃん?! 涼しくて。
母親は気にしてるみたいだけど(^_^;


でじたけ流 教育論

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