20030126
でじたけ流 教育論

第132回
供たちの


大人から見れば、つまらないものでも
子供には宝物だったりする話を先週したけど・・・
子供はまた、意外なモノに憧れたりする。
と、いうのが今回の話。

例えば、銀歯。
虫歯なんてない方がいいに決まってるのに
キラキラ輝く歯を見て「カッコイイ」と思うらしい。

それから、ベルト。
子供の普段着はゴムばかりなので
ベルト付きのスボンをはくと
何だか大きくなったような気がするらしい。
自分ではまだうまく締められないクセに、ね。

大人には当たり前のことも
子供にとっては新鮮なことばかり。

つまり・・・
「素直さがある」とは
「当たり前が、まだない」ことでもある。

確かに・・・
「当たり前」だと思っていると
見過ごしてしまうことは多いから、ね。

なぜ、それが「当たり前」なのかさえ
考えなくなってしまう。

子供に「どうして煙草吸ってるの?」
なんて聞かれると・・・困っちゃうもんなぁ。

今年、幼稚園の年少組に入園予定の次男は
チョーリンチャッカー!
小林拳を披露する3歳児。
決して盆踊りではない。
最近「ウルトラセブン」と「小林サッカー」に夢中。

男の子の憧れは・・・やっぱり強いもの。
これは本能だろうね。

今はまだ、身近で強いのは両親だけど
やがてオモテへ出るようになると
もっと強そうなものと出逢うだろう。

それでもなおかつ
自分の両親の方が強いと思えるようにするには
親だって鍛え続けなければならない。

怖いだけじゃなく・・・あくまでも強く。

肩書きばかりで口ほどに実力のない上司に
人望は集まらないのと同じだよ、ね。

子供にばかり競争を強いていてはダメなんだ。
大人だって・・・
まだまだ完成しちゃいないんだから、さ。


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