20021222
でじたけ流 教育論

第127回
じた家の


今年も、あと10日か・・・
ついこの間、2000年になったと思ったら
もう2003年が目の前。

年をとると時間の流れが
速く感じられると言うけど・・・
ついに、その域に入ってきたかな。

毎年、この時期になると
否が応でも、この一年を振り返る。

今年は「これをやった」と
胸をはって言えることがあったかどうか?
・・・それが問題だ。

ちなみに去年は、を作った。
今年は・・・を造った。
自分としては、まずまずの出来だったと思う。

家を造ったことより、むしろ
借金ができたことの方が
大きなことだったかもしれない。

むろん、借金は大きい。

小学3年の息子が
今の私の年になるくらいまで
払い続けなけりゃならないんだから、ね。

でも・・・
もっと大きいのは
借金できる自分を作れたことかな。
それから、ノウハウも。

社会に出てから何年も経ってから
思うのも何だけど・・・
いくら真面目に勉強してても
学校じゃあ教えてくれないことは
山ほどあるし・・・
社会に出て、仕事を経験しても
自然にできるようになることなんて
滅多にありゃしない。

自然体でいるということと
ほったらかしでいることとは、
まるで意味が違うんだよ、ね。

放っておいたら
体力も気力も衰えていくだけ。
それに反比例して
責任だけが重くなっていくわけだから
よほど意識と訓練がないと
すぐに押しつぶされてしまう。

そういえば、この間・・・
ジャッキー・チェンが自分が演じたスタントを
自ら解説しているDVDを見た。

曲芸のような立ち回りは
もちろんスゴイんだけれど・・・
何よりもスゴイと感じたのが
20年前の自分の動きを
今、再現して見せているということ。

毎年できることが増えていく・・・
ということに関しては
子供たちの成長には目を見張ってしまう。

3歳の次男は・・・
ようやく自分でトイレに行って
ケツを拭けるようになって
誉められると、照れ隠しに
ケツを出したまま、ころげまわっている。

来年小学校に上がる長女は・・・
霜が立ったウッドデッキに
半ベソかきながら素足で立って
毎朝、剣道の朝稽古。
明日で連日300日に到達する。

小3の長男も・・・
もちろん朝稽古は続けていて
700日を超えた。

大人になると
なかなか誉められないけれど・・・
せめて
子供に胸をはれるような生き方をできないと、ね。

子供を作ったというだけじゃあ
・・・親とは言えない。
会社に入っただけじゃ
プロと呼べないのとおんなじ、さ。

でじべや200212
少しは片づいてきた・・・押入に入れただけだけど



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