去年の9月…
高校の頃
時分が制作した
8mm映画に出演後
亡くなってしまった
友人のドキュメンタリー映画の
上映会を母校の体育館で行った
もう1年か…早いな
ただこの1年は
またかなり濃い1年だった
ドキュメンタリー映画を
制作して以来…
現在の校長先生から相談を受けて
同窓会の運営…というか
立て直しに携わることになった
同窓会なんて
過去の話ばっかりになるだろうから
そもそも興味はなかったのだが…
この1年を振り返ると…
かなり歳の離れた後輩や
現役の高校生とも交流するようになり
新しい出会いにあふれていた
卒業して40数年…
まさか還暦過ぎてから
現役の高校生と先生との
揉め事の間に入ることになろうとは
思ってもいなかったが
それはそれで新鮮ではあった
生徒の立場では
押し通せないこともあるし…
教師の立場では
言えないことも多い
その点OBの…
それもそこそこ歳のいった
社会人の意見は
学校という限られた空間に
いつもと違った風を
送ることはできるかもしれない
自分は3期生だったから
OBもいなかったけどね
来年50周年を迎える母校は
我々の頃と比べてだいぶ変わった
まず生徒の数は少ないし…
先生は生徒の個人情報を
聞いてはいけないという
おふれが出ている環境だしね
生徒が各自のポケットに
世界とつながる
コンピュータをしのばせている
…という時点でもはやSF
ただし
生まれた時から
それが当たり前の連中にとっては
不思議でも何でもない
最近AIを使って
何かを作ることが
マイブームになっているけれど
そんな話をすると…
とてもついて行けない
…とため息をつく人が多い
ついて行く必要はない
今もうそこにいるんだから
自動車の技術が向上して
いろいろ良くなってるけど
別にそれについていって
運転してるわけじゃないじゃん
行きたいところがあるから
運転しているだけ…
作りたいものがあるから
AIも使ってみてるだけ
行きたい場所
やりたいことに対して
どれだけ自分を
動かすことができるか
時代は移り変わり
道具は進歩しているけど
人間は進歩していない
言い訳ばかりする人は
どんなに便利な時代でも
…言い訳をする
逆にどんなに不便でも
やりたいことがある人は
…工夫をする
今の母校の様子を見ていても
そういうところは
何ら変わらないなと…思う
やっぱり…人生、日々更新