でじたけ流 教育論-教育
 

でじたけ流“教育論”第1255回
教育


取引先の部長さんと呑む
部下の教育について話がおよび…
先週ここに書いた娘の話をした

必要なのは
…管理なのか
…それとも教育か

組織を動かすために
管理=ルールは必須だろう

しかし
管理だけしていて
教育を怠ってしまうと
いちいちルールを作らない限り
同じような問題が
繰り返されることになってしまう

とりあえずの対処策として
管理は必要に違いないけれど
問題が起きないと
ルールが作れないようでは
新しい問題には対応できなくなる

ルールを守る人間が
判断力がある人間とは限らない
むしろ
ルールに頼る人間は
判断力に乏しい場合が多いだろう

管理と教育の
もっとも大きな違いは
痛み…にあると思う

痛い思いをしなくて済む
…ようにするのが管理
一方
教育には常に痛みが伴う

管理されている本人に
成長は望めないが…
教育は成長をうながすものであり
成長するためには
成長痛を克服しなければならない

これは何も
教育される側だけでなく
教育する方も同じだ

こうしたら
きっと痛い目をみる
…とわかっていること
つまり
失敗をさせることを覚悟で
それに対峙しなければならない

スポーツであれば
それは「負け」であり
営利企業であれば
それは「負債」である

目の前で
子供が転びそうになる
子供が痛い目に遭うのも避けたいし
泣いてる子供を見るのも辛いから
先に手を出してしまう

どちらかといえば
自分が辛い思いをすることを
回避するため
…の方が多いんじゃないか?

大怪我する危険性があれば
それも止むなし…だが

そこで
失敗を経験できなかった子供は
また同じような場面で
…転んでしまうに違いない

やっぱり…人生、日々更新

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