でじたけ流 教育論-合宿
 

でじたけ流“教育論”第1254回
合宿


いよいよ来週から
娘がJICA海外協力隊の
合宿に参加する

180名ほどの合格者が
2ヶ月くらい
訓練を受けるらしい

…で
その後
任務地へ約2年間渡航する

20代後半に入った娘にとって
これは人生で
最初で最後のチャンスだろう

もっともすべてのことは
最初で最後のチャンスなのだが

教育課程をとっている娘は
教育制度が遅れている地で
先生や子供たちに混ざって
何かするらしい

娘の話によると
日本の教育制度は
世界でも進んでいるとのこと

しかし一方で
娘が仕事をしていた幼稚園は
そうした日本の
管理的な教育制度に
ある意味…疑問を呈した園で
そこに魅力を感じて
娘は無理矢理
就職…というより弟子入りした

そんな娘に言わせれば…

これから行くかの国では
日本と比べてむしろ
子供たちが自然に囲まれて
伸び伸びしているのではないか

教えることより
教わることの方が多いのではないか

…そんな風に考えているようだ

いずれすべての経験は
自分を育てるためにあるのだが

世界情勢が不安なこの時期に
よく年頃の娘の渡航を許したね
…とよく言われるけれど

許すも許さないもなく
娘は娘の人生を歩んでいる
…ただそれだけ

そもそも学生が憧れだけで
バックパッカーをするわけじゃなく
みっちり
国の訓練を受けて行くわけだし

それに…
日本の家族はみんな
南海トラフ地震でやられてしまって
渡航した娘だけが
唯一の生き残りに
なるかもしれないしね

そして合宿出発する直前…
娘は幼稚園の
キャンプに出かけて行った

やっぱり…人生、日々更新

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