でじたけ流教育論-成長の瞬間

でじたけ流“教育論”第1164回
成長の瞬間

滅多にスポーツ観戦などしない自分でも
日本が競合ドイツを破ったサッカーの試合には
引き込まれるものがあった

前半はボールを取られっぱなし…
もう寝ようかと思っていた後半戦
…流れが変わった

当然最初から
選手はみんな頑張っていただろう

流れを変えた
…のは
頑張り方を変えた
…ということに違いない

頑張っているだけで認めてもらえるなら
何の苦労もない

これまでと同じように頑張る
…なんてのは
頑張らなくてもできること

意識するしないに関わらず
生きていること自体
毎日やってくる新しい世界に向けて
頑張っていることなので…当然の話

当たり前のことをして
誉めてもらえるのは…
まだ自分ひとりでメシも食えない
…赤ん坊の頃だけだ

成長に必要なのは…
頑張ることではなく
頑張り方を変えることだろう

同じ頑張り方をしていても
成果は出ないどころか下がっていく

人々は成果に関心し賞賛するのであって
成果はともあれ
経過を認めてくれるというのは
家族と極々身近な人たちだけだろう

そこに甘んじていては…大人になれない

大人は…
なるとかならないとかを
選べるものではなく
ならないわけにはいかないもの

一人前の大人になれなければ
子供の頃…描いた夢を果すことができない

やっぱり…人生、日々更新