間もなく親父の誕生日だというので
娘の呼びかけで
日曜日に誕生会を開いてもらった
今年も娘からのプレゼントは
自作のイラストだった
赤黒のダースベイダー
うちの家族の中で
自主的に絵を描こうといるのは
親父と娘以外ない
絵でも歌でも作文でも
そういう一芸的なものは
おそらく
幼い時に苦手意識を持つと
もう一生
自分からやろうとは
しなくなってしまう
必要に迫られて
地図を書いたり…
最近はないけど
会社でカラオケに行って歌ったり…
レポートを書くような時にも
その苦手意識に
苦しめられることも多いだろう
そこで
苦手を埋めるために
便利な道具を使いはじめる
地図は今や
ネットでどうにでもなるし
絵を描けなくても
一人一台カメラを携帯してる
歌を歌う機会は
コロナ禍で確実に減って
ホッとしている人も多いだろう
ところが文章については…
Wordの使い方を知っていても
書けるものではない
ひな型や例文は
ネットにたくさんあるけれど
日常的な伝達は
それだけではまかなえない
メールやSNSなど
今ほどモノを書くことが
多い時代もないと思う
しばしば聞かれる炎上騒ぎは
ちょっとした
文章の書き方ひとつで
起きてしまう場合も多い
さて適切な文章を書くには
いったいどうしたらいいのか…
優れた文学を
たくさん読めば書けるか
…というと
決してそうでもないと思う
自分の場合…
かつて取材記事を書く仕事を
していた経験から思うのは
まず人に話す訓練が
必要なのではないかと思う
取材の仕事で見聞きしてきたことを
繰り返し人によく話した
ある程度の人数に
繰り返し話しているうちに
その話のどこに
相手が反応してくれたかがわかる
反応してくれた内容は
より詳しく話すことになる
そうして
いざ原稿を書き始める時には
ある程度のポイントを
つかんでいたように思う
いずれにしても
繰り返すことが重要で
下手でも下手なりに
繰り返してやっていると
何かしらカタチになってくる
繰り返しすことによって
何度も恥をかきたくない
…という自意識が
苦手意識の根幹にあるように思える
自分が思うほど
他人は恥ずかしいことだとは
思ってもいない場合が多いし…
たとえ
そう思われたとしても
そこでやめてしまっては
恥ずかしいままの印象は更新されない
繰り返し更新する
とくに嫌な思いは
更新することが必要だ
やっぱり…人生、日々更新
