でじたけ流 教育論-仕事の覚悟
 

でじたけ流“教育論”第1074回
仕事の覚悟


大学生の次男
企業説明会に参加するようになった
このご時世なのですべてWeb
PCが使えないと仕事にありつけない

我々の世代からすると
実に厄介なことだが
学校でPCを習ってる世代にとっては
もはや当たり前

コロナ禍がなければ
生きてるうちは自分に慣れた方法で
すべてやれただろうけど…
今そんなことを言っていたら
ほとんど何もできなくなってしまう

さて…
仕事の仕方は変わっても
仕事をしなければならないことに
変わりはないだろう

はたして仕事は何のためにするのか?

自分が生きていくため
…であることは間違いないけれど゜
食って行くためだけなら
仕事を選ぶ必要はない

そこで仕事を選ぼうと考えるのは
できるだけ
自分が人生を楽しみたいから
…だろうけど

本来
仕事は…する側が選ぶのではなく
選ばれない限り仕事に就くことはできない

自分のことを最優先に考えていては
とても選んではもらえない

与えられた仕事を
楽しめるようになるには
その前にたくさんの
苦しみを乗り越える必要がある

苦しみを乗り越えたことで
達成感と自信
そして楽しみが得られるわけで
最初から楽しい仕事などない

楽しさを選ぼうとすれば
すぐに挫折してしまう

仕事に就いて
しばらくのうちは
楽しみも自分も捨てて
まずまともに仕事が
できるようになること
…それが第一だ

これは趣味の
スポーツでも音楽でも同じで
いきなりできることなんてない

面倒で苦しい訓練を経て
ようやく楽しめるようになる

そして社会に出るまでは
つまらない思いをしても
自分のペースで
やめることもできたが…

社会に出ると
自分のペースでは進めなくなる

猫のような生活をしているわけには
いかなくなる

組織の中で
自分のペースを
行使できるようになるまでには
相当の年数が必要だ

スディープ・ジョブズも言っている

我慢ができれば できたも同然

やっぱり…人生、日々更新

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