第103回 耳でコツをつかめ! |
先週、長男の授業参観で音楽室に入った話をしたけど・・・
小さな時に聴いた音楽っていうのは、本当に耳に残るもんだね。 私はいまだに、カラオケに行くと・・・ 懐かしのテレビ漫画シリーズばかり歌ってしまう。 メロディとともに歌詞が肌に染み込んでしまってる・・・という感じだな。 『鉄腕アトム』のメロディなんか耳にしようものなら・・・ 条件反射で、ジ〜ンと聞き入ってしまう。 そういえば最近・・・ パソコンのCFでアトムのクラシック・バージョンが使われてるよね。 やっぱり、私の世代にアピール度が高い証拠だろう。 うちには子供が産まれる前から 懐かしのアニメ・ビデオが少なからずあって・・・ 当然、子供たちもそれを見ている。 だから、2歳半の次男でさえ 「アトム!」と言うと、拳を握りしめて 片手を高く上げ、片手はヒジを曲げて・・・ アトムの飛行ポーズをとる。 ちなみに・・・ 「ロッキー!」と言うと 握った両手の拳をそのまま高く上げて、飛び跳ねる。 「映画論」のページでも、音楽の重要性についてはちょっと書いたけど・・・ 物語やセリフは、見ている人が理解しようとしないと、なかなか頭に入ってこないけど、音楽は無条件に入ってきてしまうのが大きな違い。 しかも、何語を話す人だろうが、言葉がわからない赤ん坊だろうが、ね。 これも確か、以前書いたと思うけど・・・ 子供の名前を決める時に、最も重要視したのは、名前の持つ意味より、むしろ音。 意味がわかるようになる、ずっと前から、 その「音」で呼ばれるという影響はかなりあると思う。 何もそれだけが理由じゃないだろうけけれど・・・ まわりを見渡しても名前の音が弱い奴は、何となくヘナヘナしている感じがする。 そこで・・・ うちでは男の子には、怒鳴りやすい名前をつけたけど、ね。 幼児教育の研究者に言わせても・・・ 母親が怒っても、子供がなかなか言うことを聞かないのに 父親が怒ると、とたんに言うことを聞く理由のひとつに、 父親の声の低さがあるらしい。 母親はヒステリーを起こすと、かえって声が高くなっちゃうし やっぱり、シメる時にはドスの効いた音が必要だ。 それに・・・ 音感やリズム感というのは、 何も音楽家を目指さなくても重要だと思う。 ひとコトで言うと・・・コツをつかむのがうまくなる。 スポーツにもリズムがあるし、 当然、歌手やバンドマンは音感に長けている。 そういう人たちは、感どころがいいから、 例えば役者としても、やっていけたりする。 もちろん、人気という裏付けがあってのことだけど。 身の回りのリズムを、いち早く感じとり・・・ 自分で自分のリズムを創り出すことができないと いつの時代も・・・生きているのがつらくなる。 生きるのが不慣れなまま・・・ 長い一生を過ごすわけには、いかないからなぁ。 せいぜい肌に染み込むいい音楽をたくさん聴かせて・・・ リズム感を養ってやらないと。 音に合わせて、体を動かすのが 一番いいんだろうな・・・ 頭で覚えたものなんか、すぐに忘れちゃうもん、ね。 |
増・築・日・記 11
大浴場への道 |
壁ができてくると・・・だいぶ部屋らしくなってくる。 床にもほとんどフローリングが貼られた。 ここまで来ると、後の工程はわりと早いみたいだ。 当初の予定では、お盆くらいの引っ越し予定だったが、8月の上旬には、とりあえず移動できそう。 ただし、それから今までいた1階の改装がはじまるんだけどね。 1階の改装のメインは・・・何と言っても風呂。 足をのばしてつかることができる風呂にすることが、ここ数年の念願だった。 風呂桶にはアメリカ製を使う予定。 何と言ってもサイズがデカいし、価格は国内製の約半分。 そろそろ発注しなければならない時期になって・・・カタログで選ぶ。 写真だけだとよくわからないが、水道代の心配をするカミさんの反対を押し切って、とにかく改装する風呂場に入る最大のサイズに決定。 きっと、送られてきたら・・・想像以上にデカいだろうな。 問題は・・・ある。 アメリカ製の風呂桶には・・・フタがない。 フタを作るのに・・・また、金がかかりそうだ。 |
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