Episode No.450(000204):生かされているコトを知る
							自分の設立した財団にポーンと6,000億円寄付できる世界一の金持ちビル・ゲイツだって・・・。
							実は自分ひとりの力では生きられない。
							
							死ぬような目にあったコトある?
							例えば病気でも事故でも・・・。
							
							もしあったとして、それでも今元気にこのページが読めるってコトは・・・。
							やっぱり生かされているってコトだよね?!
							
							少々、宗教めいた話になっちゃうかも知れないけれど・・・。
							時折「宇宙の意志」みたいなモノを感じる時がある。
							
							別に私は何教でもないんだけれど・・・。
							とくに運がイイ時には「ああ、生かされているんだなぁ」とつくづく思う。
							
							松下幸之助は、自分で細々と事業を始めた直後25歳の時・・・。
							配達の途中、車に跳ね飛ばされたあげく、路面電車にひかれそうになった。
							しかし、幸い無傷に近い状態で助かって「自分は生かされている」というコトを悟ったという。
							
							チャレンジ精神旺盛な本田宗一郎は、飛行機のライセンスも持っていたが・・・。
							着陸に失敗して何度か墜落したコトもあり、それでも大事に至らない自称"墜落の達人"であった。
							
							それ以前、若い頃には芸者遊びが大好きで・・・。
							酒に酔った勢いで気に入らない芸者を2階の窓から放り出したら、芸者が電線に引っかかって、あたりは停電・・・という事件も起こしている。
							もし、その時、芸者が感電したり、打ち所が悪かったりして死んでいたら・・・。
							本田は自動車殿堂入りどころか、刑務所入りになっていたはずだ。
							
							いわゆる成功者の中には・・・。
							自分にあたえられた運命を模索し、それに対して真っ正面から向かっていった人々が多い。
							
							私を含めて、今必要なのは運命を模索して、目の前のコトに懸命に向かっていくコトじゃ・・・ないかな。
							
							運命だから・・・と最初から腰が引けたような態度をとるのは論外。
							生まれてきたコト自体、今生きているコト自体が運命で・・・それは否定できない事実なんだから、ね。