この土、日は珍しくテレビでスポーツ観戦をした。
							プロ野球など、セ・リーグとパ・リーグの区別もつかない私だが、気まぐれで高校野球に熱中したり、ウィンブルドンを生中継で観て寝不足したりすることがある。
							今回観たのは東レ・パン・パシフィック。世界トップクラスの女子テニスプレーヤーが東京に集結した、まさにテニス界のK-1。最もK-1より、パン・パシフィックの方が、はるかに歴史は長いが。
							シングルスの優勝者は、スイスのマルティナ・ヒンギス。
							14歳でプロに転向するや、瞬く間に世界の頂点に登りつめた彼女は現在18歳。つまりプロとしての経歴は、わずか4年だ。
							ウィンブルドン選手権では、史上最年少記録で優勝。昨年はランキング1位の座を一時降りることになったが、今大会中、4ヶ月ぶりに、みごと世界ランキング1位に返り咲いた。
							1980年9月30日、チェコ・スロバキア(現スロバキア)生まれ。
							母は、往年のトップテニスプレイヤー、メラニー・ヒンギス。
							マルティナという名は、母の親友であり、天才テニスプレーヤーとして知られるマルティナ・ナブラチロワにあやかったもの。矢吹丈にあやかって名付けられたプロボクサー、辰吉丈一郎もビックリ?!
							2歳でラケットを持ち、3歳からテニスを始めたという彼女は、テニスの英才教育を受けて育ったが、この親子の関係は決して星一徹と飛雄馬のような間柄ではない。
							メラニーは、マルティナの母であり、コーチであり、そして友達。
							トッププロであった母は、娘にまずテニスの楽しさを教えた。
							だから、猛ダッシュ連続のあのテニスコートの中、どんな場面においても彼女は笑っている。
							また、マルティナは練習にあまり時間をかけないことでも有名だという。
							嫌いになってしまうほどやってしまっては意味がない・・・ということか。
							"好きことモノの上手なれ"・・・なんだな。やっぱり。
							学校の勉強を嫌いにさせてるのは・・・誰だ?!