Episode No.1031(20011214):歴史から何を学ぶか?

12月14日・・・赤穂浪士が討ち入りをした日だね。

今から299年前の1702年のこと。
来年は300周年で何かイベントでもあるのかな?

今年もテレビでスペシャル時代劇をやるとか・・・
パパになったキムタクが出るらしい。

毎年この時期になると必ず忠臣蔵。
いったい今まで忠臣蔵を題材にしたドラマは何本くらい作られているんだろう?

大石内蔵助はひとりしかいなかったのに・・・
いろんな役者が演じている。

それは毎年作るんだから
その年に人気もあって年齢的にもちょうどいい人が演るんだろうけど・・・

大石内蔵助の人物解釈が作られる度に変わっているのが面白い。

忠義を守る男の中の男、という解釈もあれば・・・
たんなるサラリーマン的な男で
なりゆき上、仕方なく討ち入りした、という解釈もある。

そうやって、いろんな解釈をできるのが
歴史ロマン、というところだろうが・・・
逆を言えば、誰も本当の大石内蔵助を知らない、とも言える。

そこには、歴史的な記録には一切残っていない人物が
大石内蔵助に決心をさせるキーマンとしていたのかも知れない。

結局、今作られる、言い方を変えれば作れるドラマというのは
今の時代に必要なもの・・・
今の時代の人に考えてほしいことを
歴史をヒントに書かれているだけなのかも知れない。

そうでなきゃ・・・
何年もにわってあった歴史を切り取って
何時間かで見せる、なんて芸当はできないだろう。

そういう意味では、いくら歴史ドラマを見ても
歴史自体を学んだことにはならない。

学べるのは、人間として何に悩み、何をやったか・・・ということ。

もちろん、学校でいくら年表を丸暗記しても
そんなことは、わからない。

だからドラマは面白いし、ためになる。

じゃあ・・・歴史自体は、どうやって知ることができるのか?
図書館や博物館に行って触れることはできるかも知れないが・・・

そもそも歴史は知るためのものじゃなくて・・・作るものじゃないのかな。


参考資料:とくになし