![]() 第345回
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末っ子が小学校に上がってから、
うちのカミさんは介護士の資格をとって、 今週に3日ほど、 近所の老人ホームへパートに出ている。 朝が早い仕事で 家を出るのは6時半頃。 子供たちが起きる頃、 すでに出かけてしまうので 当初は私も 子供たちを叩き起こして 朝飯を食わせ、 遅刻しないように家を出す ・・・というカミさんの代わりをするよう 心がけていた。 が、こちらも夜は遅いので早起きはつらい。 カミさんがパートに出たある朝、 どうしても起きあがることができずにいたら、 子供たちは子供たちでヤバイと思ったのか、 中1の長男は私の口調で・・・ 小4の長女はカミさんの口調で・・・ 小1の次男はいつものように 寝ぼけ眼をこすりながら・・・ 何とか自分たちで朝飯を食って、 ちゃんと玄関の鍵をかけて出かけていった。 案外・・・ほっとけばそれなりに、やるものだね。 以来・・・ 私も無理に起きるのはやめにした。 それで遅刻させてみるのも ・・・時にはいいだろう。 失敗も勉強のうちだし、ね。 それに・・・ カミさんの仕事を補うべきだったのは 私ではなく、子供たち自身だとも思った。 ほかの誰かがやってくれる ・・・と思っていると、 なかなか自分でやろうとしない。 やる必要がないことは覚えないし、 結局いつまでたっても、 できるようにはならない。 たとえ最初は失敗してでも 自らやったことなら 失敗してもノウハウにできるし、 やがては自信にもつながる。 子供に自信をつけさせたかったら ・・・自分でやらせてみないと、ね。 獅子が千尋の谷に 子を突き落とすが如く ・・・私は朝寝坊する。 |