20060903
でじたけ流 教育論

第318回

答えのない宿題


ようやく子供たちの夏休みが終わった。

子供たちが毎日、
ワイワイガヤガヤとしているのは、
おそらく過ぎてみれば
一番いい思い出に違いないだろうが・・・
その渦中では
決してそう思えないことが多いのが
・・・常。

しかし、まぁ・・・
すでに過ぎ去ろうとしている夏を
今思い起こしても、
それなりに、なかなかいい夏を過ごせたと思う。

夏休み最終日・・・

中学1年の長男が
物置からノコギリを取り出した。

最後に残った美術の宿題をするためだ。

その宿題というのが・・・彫刻。

削りやすいバルサ材とはいうものの、
一日で彫刻を仕上げるというのは、
かなり無理のある作業。

美術は得意だった私は
いろいろアドバイスをしたが、
「次はどうすればいい?」と
会社にまで電話をかけてくる始末。

その都度言ったことが・・・
スタートが遅すぎる、ということ。

夏休みの宿題については
私も偉そうなことは言えないけど、
その他の宿題は計画的に終えている長男が、
美術の宿題を甘くみたことに言及した。

理科や数学の問題には明確な答えがある。

しかし、創作物に
これでいいという明確な答えはない。

やり続ければキリがないようなものを
後に残したというのは失敗だし、
そういうやり方では
納得のいく作品は出来ようもない。

何とかカタチにはなったものの・・・
作った本人も、やや首をかしげる出来。

とりあえず、
その彫刻が何のカタチをしているのかだけ、
わかるようになっただけでも、
・・・よかったけど、ね。


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