20060521
でじたけ流 教育論第303回

供に語るい出話


今週も中学に入った長男の話。

中学生になったとはいえ・・・
チビな両親から生まれてきた長男は
クラスの中でも小さい方で
当分は子供料金で誤魔化せそう。

私もそうだったし、
安上がりという点で
我が家ではむしろ、
なまじ大きくないことは
評価に値する。

それでも毎日のように
柱に背中を押し当てては
この間より何センチ伸びたと
・・・得意げだ。

たまに早く帰宅すると、
子供たちが競って私をつかまえては
学校での出来事を話してくれる。

一度にいろいろ聞くのは、
まるで聖徳太子にでもなった気分。

このところ・・・
長男が話す言葉の中に
「先輩」という単語が増えた。

小学校時分には
聞かれなかった単語だ。

部活も始まったし、
横とのつながりだけでなく、
上下の関係ができてきたところが
中学生らしく思える。

ひととおり子供たちの話を聞くと、
同じ年頃に
私が何をしていたのか話す番だ。

チビのわりに力は強く、
絵が得意だった私は・・・
よく似顔絵を描いては
先生や友達をいじめた。

この絵は中学の時の同級生で
体が一番大きかった女子。

別にこの女子に
何の恨みもなかったけれど・・・
いかにも
似顔絵を描いてください、と
いうような顔をしていたので
・・・つい。
こんな感じ
大柄の彼女は気も強く、
まず何があっても
涙を見せることはなかったが・・・
この似顔絵を見た時には
・・・泣いた。

いわく・・・
似すぎていて悔しい!
・・・と。

今はどうしてるかなぁ・・・
どっかで肝っ玉かあさんでも
やっていることだろう。

しかし・・・
似顔絵を描いた本人としては
この二が絵に関しては
決して傷つけるつもりはなかった。

むしろ基本的なデフォルメの
いい勉強をさせてもらった。

ちなみに高校に入って・・・
漫画研究部の部長をしていた頃、
顔や態度に似合わず
可愛らしい死に神が
人の命を助けてしまう
・・・という内容の漫画を描いた。

この主人公の死に神のデザインは
あの似顔絵がなかったら
誕生しなかったに違いない。


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