20060507
でじたけ流 教育論第301回

想像の引き出し


今年、小学校に入学した次男は
工作が好きである。

私も同じ頃は粘土遊びばかりしていたので、
そういう点では
一番私に似ているのかもしれない。

好きなこと・・・というのは、
誰かに言われてやることではなく、
独りきりでいる時にも
それをしていれば時間を忘れて
熱中してしまうこと、である。

上の2人が
それぞれ友達のうちに遊びに行って
残された次男は
独り・・・紙やら牛乳パックに
ハサミを入れている。

時折のぞき込むと・・・
中途半端に切られた紙を差し出して
「これは何でしょう?」
と質問してくる。

こちらの答えを待たずに
「サンタクロースの長靴」
と言って、また工作を進める。

そういえば子供の頃・・・
雲をながめては
「何に見える?」
と言い合ったことがよくある。

魚だったり・・・怪獣だったり・・・

その時には
「雲に見える」なんて、
つまらない冗談を言う奴はいなかった。

何に見えるか・・・は
その別な何かを
見たことがなければ
決して答えることができない。

そういう意味では・・・
子供の頃に
できるだけ多くのものを見せることは
やっぱり重要なんだろう。

バスクリンみたいな海の色だったり・・・
枯れ葉の絨毯だったり・・・

出会ったものが
出会った通りにしか
見られなくなった時・・・
それは、想像力が欠けた時だ。

想像力が創造力につながっていくことは
間違いない。

遊びでも、仕事でも。

訓練は必要だけれど・・・
訓練は習慣にならなければ続かない。

子供に何か新しいものを見せる
・・・という親の習慣も、ね。

つまり・・・
立場というのは習慣なんだよ。
肩書きじゃなくて、さ。
何をできる習慣を持つ人かで
その人の立場も決まるだろう。

立場を守りたければ
習慣を身につけろ・・・ってことか。

・・・で、結局
次男が作ったのはサンタクロースではなく
ロボットだった。

柔軟性も大事だ、ね。


でじたけ流 教育論