20060219
でじたけ流 教育論第291回

聞く言葉・読む言葉


うちではあいかわらず
家族5人が川の字に布団を敷いて寝ている。

私の隣が小6の長男、
その隣が小3長女、
そのまた隣が年長の次男で
次男とカミさんは同じ布団だ。

おかげさまで
インフルエンザはその後
家族にうつることはなかったが、
カミさんが普通の風邪をひいた。

すると普段はカミさんと寝ている次男が

「今日はおとうさんの隣に寝る。
 おかあさんのインフグエンザが
 うつると困るから」

・・・と言う。

イルフルエンザじゃなくて
インフグエンザ。

まるで
フグの毒にでも当たったみたい。

子供が音だけで認識する言葉は、
しばしばこんな風に
誤って覚えてしまうことがある。

有名なエピソードだけど・・・
「巨人の星」のテーマソングの
思いこんだら♪
重いコンダラ♪だと思っていたという話。

コンダラって何だ?といえば
ちょうどその歌の時に絵が出ていた
グラウンドをならすローラーだったか、
タイヤをロープで腰につけて
走る特訓だったが・・・
とにかくあの歌のせいで、
コンダラというものがあると
信じていた人は少なくないようだ。

ところが、そんな次男も・・・
平仮名とカタカナの読み書きができるようになって
このところ、さかんに絵本を読み始めた。

読んで覚えた言葉は
また別な意味で誤解を生んだりする。

子供たちと一緒に風呂に入る機会があると
たいてい「今日は何をした?」とか
「今日は何か楽しかった?」と尋ねるが・・・

最近、次男にそういう質問をすると
「きょうはねぇ・・・」という時の
「う」という音を
いやに強調しているのに気づく。

「きょー」じゃなくて「きよう」。

これは間違いなく
読んで認識した言葉だ。

「おとーさん」もゆっくりしゃべる時には
書いた通り「おとうさん」と言ってる。

昔は「いう」を「いふ」とか書いてたから
昔だったらさしづめ「何をいふの?」
とか言ってたろうな。

大人になると
自然に身に付いているルールも
子供にとっては常に新鮮だ。


でじたけ流 教育論