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Episode No.500(20000404):泥のように眠りたい

眠い春が近づいて来た。

まだ、冷たい風が吹くコトもあるけれど・・・。
昼メシを食べ終わってポカポカ陽気の中を歩くと、そのまま布団にもぐり込みたくなってくる。

午後イチバンの打ち合わせともなるとアクビをこらえるのに必死だ。

このアクビというものは・・・。
本当は眠いから出るんじゃなくて、脳が酸素を要求しているから出るものらしいが。
大アクビをして上司や先生な注意された時に、そんな言い訳は通用しない、よね。

そこで何とかアクビを咬み殺そうとするんだけど・・・。
これが結構、効果的なコトらしい。

アクビを咬み殺すとアゴの筋肉が強く働く。
すると、その筋肉の刺激が脳に伝わり覚醒作用をもたらしてくれる。
つまり、アクビを咬み殺すという作業は、脳を活性化させる程度な運動として効果があるらしい。

眠るコトが大好きな私にも眠れない夜がある。

もちろん仕事が立て込んでいて寝かせてもらえないコトも間々あるが・・・。
せっかく仕事を終えたのに、寝る直前まで根を詰めていると神経がピリピリして眠れない。
そんな時には、よくやく眠りについてもパソコンの画面が夢にまで出てきて。
3時間もしないうちに、すぐ目が覚めてしまう。

私の場合には、それほど深刻ではないが・・・。
人間特有の病気と言われる「不眠症」は、性別によって原因や解決策が異なるらしい。

男性の「不眠症」の場合、原因のほとんどは不摂生により生活のリズムが乱れて起こる・・・とされている。
私にも・・・心当たりは、有り余るほどある。
最も私の場合は「不眠症」と言うより「時差」と言った方がいいかも知れない。
しかし、ちゃんと夜寝ないとなかなか熟睡できない・・・ホントの「時差」じゃないから、ね。

女性の「不眠症」の場合、原因のほとんどは性的なストレスにある・・・と考えられている。
夫や恋人への抵抗や性的過敏によるものが眠りを妨げていると言うのだ。

そうだとすると・・・。
夫の「不眠症」は夫自身のせいで、妻の「不眠症」もやっぱり夫のせい・・・というコトになっちゃうな。

幸いうちのカミさんは「不眠症」どころか、子供たちに起こされ続けているために「すきあらば眠りたい症」に陥っているが・・・。
それはそれで、やっぱり・・・夫が何とかしなきゃならん、かな。


参考資料:「知ってて知らないからだ常識」松原英多=著 青春出版社=刊

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