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Episode No.267(990705):意識されない真実

ドリームキャストは値下がりしたけど・・・まだ、買ってない。
首都高バトルを100円玉を気にせずにやってみたいんだけどなぁ・・・。

最近の3Dは、何がスゴイと言えば、やっぱりそのリアルなこと。
じゃあ、いったいどこがリアルなのかと言えば、造形はもちろん・・・影と写り込みである。

ちょっと前にやってたペプシマンのCFでも、ホテルの屋上から下のプールめがけて飛び込むペプシマンが、ホテルの窓に映り込んでいたのに・・・気づいた?

首都高バトルでは、疾走する車のボディにベッドライトの光やネオンが写り込んでいて、実におみごと。

そんな部分は、よほどのマニアでなけりゃ気づかない・・・どっちだっていいじゃん・・・と、お思いの方も少なくないだろう。
確かに、そうかもしれない。
だが、車のボディにベッドライトの光やネオンが写り込んでいる様子は、普段の生活の中で誰もが目にしていることだ。
それを意識したことがあるか否かは別として・・・。

バーチャル・リアリティの世界を構築するにあたって、まず何が必要かと言えば、画像処理速度の速いコンピュータでもなければ、プログラミング能力でもなく、現実世界をはっきりととらえること・・・だと思う。

なんとなく見ているか、意識して見据えているか・・・ここがプロとアマの違いと言ってもいい。

これは何もゲームなどの3D制作だけの話ではない。
クリエイティブな仕事といわれるものは、もちろんだが、どんな仕事にも当てはまるものだと思う。

ことに、1回のボーナスで買える価格で、これほど高性能なパソコンが手に入る時代にあっては、使っている道具自体にはプロもアマもない。
要は使い方がプロとアマを分けている。

ただ何となくやっていて、教わったことしかできないようでは、どんな仕事でも決してプロにはなれない。
意識してモノを見る・・・というのは、最初は疲れる話かもしれないが、慣れればどうということはない。
そのレベルまで自分を持っていくには・・・訓練しかないな。


参考資料:いろいろ・・・

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