11月25日は
三島由紀夫の命日

昭和45年…1970年
陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地

あれから54年が経ち
現代の一般的な若者には
知らない者も多いと思うが
いまだに話題に上る伝説の作家

作品だけでなく
自らの人生を伝説にするために
行動したと言ってもいいと思う

賛否はあるが…
人間どうせ最期は死ぬもの
だったら英雄的な死を自ら選びたい
…というのが
本人の希望だったことは間違いない

事件に関係した人たちの多くは
当時被害者であったにも関わらず
そのことを
理解しているような発言が多い

そのためか…
三島由紀夫の死は
自殺とはいわず自決と言われる

ところでまたＡＩの話になるけど

ＡＩが進化したおかげで
これまで人類が100年がかりで
開発してきた薬などが
ＡＩの力により
今後は年単位で開発が進み
数十年後にはあらゆる特効薬ができて
人間の寿命は150歳まで伸びる
…とも言われている

病気という病気がなくなって
長く健康に生きられるというのは
夢のような話である…一方

人は常にないものねだりをするもの

今でこそ
人生100年時代と言われるが
それでも最期は
絶対に死ななければならない

絶対…という言葉が
確実に使えるのは…
やがて死が来る
…ということにおいてだけである

いかに生きるか…より
いかに死ぬか…が
大きな課題になってくるだろう

もっともそれは
人類はじまって以来のテーマであり
それをまるで
見て見ぬふりをするかの如く
先送りにしてきただけ…の話

執行猶予が伸びたところで
ビクビクしている時間が
多くなるだけでは意味がない

死ぬことを夢みる時代が
来るかもしれない

だから…人生日々更新