人間が歴史に遺せるもの

その共通点は
苦労の末
築いたもの
…と言えると思う

偉人と言われる人たちの
功績はもちろん

一般人が遺す程度の
土地家屋も
長期間にわたってかかって
ローンを返し続けて
ようやく得たものだろう

芸術的な作品も
さまざまな試行錯誤や
数多くの失敗を経て
ようやく形にできたもの

苦労をすればするだけ
大きな家や
優れた作品を
作り出すことができる

つまり…
遺せるものを創り上げた
…ということは

それだけ
苦労が多い人生だった
…とも言える

楽に生きていたら
何も遺せないけれど
苦労はしなくて
済むかもしれない

ただし
楽をすることと
幸福感を得ることは
決定的に違う

幸福感の多くを彩るのは
達成感だから

達成感は
苦労を越えたところにしかない

…となると
何かを遺せた人は
楽な人生ではなかったが
幸福な人生だったと言える

だから…人生日々更新