楽屋話…とは
知り合い同士にしかわからない
…うちわの話

知っている前提がないと
よくわからないのは楽屋落ち

むろん
初めて会った人とは
成立はない話だ

日本では昔から
あうんの呼吸というものが
大切にされていて…
言葉がなくても
お互い意思の疎通ができたら
それに越したことはない
…のだが

生活習慣の違う
異国の人や
異なる世代の人と話す時
あうんの呼吸を期待するのは
無茶というもの

それをゴリ押しするのは
自己中…わがままだ

ＡＩを相手にするのも
異国の人や
異なる世代の人と話す時と
まったく同じことに気づいた

プロンプトと呼ばれる指示は
曖昧だと期待した答えは出て来ない

ＡＩが苦手…という人の中には
人工知能に
支配されてしまうのではないか
…という
ＳＦ的な脅威を感じている人は
実際には少なくて…

自分の言いたいことがハッキリせず
相手に察してもらうことによって
何とかその場をしのいでる人
…が多いんじゃないかな

そういう人は
人工知能に支配されない代わりに
天然知能に頼り切っているだけ

それを良し…としていると
楽屋から舞台に出ることは
…永遠にできない

だから…人生日々更新