多年にわたり
社会につくしてきた
老人を敬愛し長寿を祝う
…敬老の日
wikipediaによると…
発祥は1947年(昭和22年)
戦後の混乱期
子供を戦場へ送った親たちも多く
精神的に疲労の極にあった
年寄りを励ますために
兵庫の村ではじまったらしい
当時対象となったのは
…55歳以上の年寄り!
今から77年前…
1947年当時の日本の平均寿命は
男性が50.06歳
女性が53.96歳
…だったから
55歳以上となれば立派な年寄りだった
現在の高齢者雇用安定法では
45歳以上を「中高年齢者」
55歳以上を「高年齢者」と規定している
世界保健機関(WHO)では
65歳以上を高齢者と規定
高齢者の医療制度では
65歳以上75歳未満が「前期高齢者」
75歳以上が「長寿(後期高齢者)」だ
また定年退職の年齢は
会社が自由に規定できるが…
高年齢者等の雇用の安定等に関する法律
…によると
定年年齢を定める場合は
60歳以上としなければならず
60歳未満に設定すると法律違反となる
つくづく
元気な世の中になったものだと思う
1947年(昭和22年)当時の
日本の人口は78,101人
65歳以上は4.8%の3,752人しかいない
65歳以上の人口が
10%を上回ったのは2000年以降
現在は12%を越えていて
このままいくと2040年には
0〜19歳までの人口より
65歳以上の方が多くなるという試算
多年にわたり
社会につくしてきた
老人を敬愛し長寿を祝う
…気持ちは大切だとは思うけれど
少子化対策を最優先に考えないと
本当に
日本はなくなってしまいかねない
すでに長年生きてきて
税金も納めている年配者は
文句もたくさん言うから
聞かないわけにもいかないが…
若者の発言は軽く見られがちだし
まだ生まれてきてもいない
赤ん坊は発言すらできない
届かない声を
どうやって汲み取っていくかが
未来への課題
だから…人生日々更新