階段のステップが高い
…と感じるのは

まだその高さに
充分届くだけの
体ができていないか…

筋肉が衰えて
足が上がらないか…

いずれにしても
自分の体力に
見合わないところを
上がろうとしている

そこでいくら
頑張ったつもりでいても
成果は
期待できないばかりか
怪我をしかねない

ちょっと頭を切り替えて
わきを見れば
階段じゃなく
スロープがあるかもしれない
もっとよく見ると
エレベータがあったりもする

目的は上に登ることで
階段を上がることではない

近目になると
目的から視線が離れて
頑張る方向を間違うことがある

場合によっては
自分で階段を作らなければ
ならないこともあるが…

何段を作るのが
大変だからといって
一段が高くなってしまうと
登るのが
また大変になってしまう

細かく何段も
手間をかけて作れば
登るのは容易になる

そして
階段について
もっとも
気をつけなければ
ならないのは…
登る時ではなく
…降りる時である

だから…人生日々更新