でじたけの「人生日々更新」団らんの更新

Episode No.6953(20201123)[日記]Diary
団らんの更新

そんな娘も三連休で帰宅して
久方ぶりで家族そっての団らん

保育士をしている娘から…
園児が散歩に出た先にあった墓地で
墓によじ登ってしまい
慌てて抱き下ろした話…とか聞いて笑う

娘は独り暮らしの真似事をしている
空き家となったカミさんの実家に戻るなり
おじいちゃんとおばあちゃんの仏壇に向かい

園児が登ったお墓の人に会ったら
謝っておいてください

…と拝んだとか

時々その実家には
カミさんの姉夫婦が泊まりに来る

娘をはさんで3人で
食事をすることもあるらしい

姉夫婦には子供がいない

正月やお盆に顔を合わせるのとは
ちょっと違った
団らんで会話がはずんだようだ

おそらくこの家にとっても
こうした家族の団らんは
久しぶりの光景だったろう

決して…
子供がいないと団らんがない
…というわけではないけれど

そもそも
団らんの意味は…
「団」と「欒」は
ともに丸いことを示していて
丸く輪のようになって座る
…ことらしいから
3人以上いないと
輪のイメージにはなりづらい

家族から飛び出て
結婚して2人になって
点が線になる
子供ができると輪になって
団らんが形づくられる

またその子が結婚して
子供が生まれると新しい輪ができる

家族に限らず
友達や仕事仲間でも輪は広がる

輪の中にいる温かみを感じることが
安心感であり…
輪の一端を担っているという自覚が
責任感というもの

ひとり一人は点に過ぎない

きれいな輪も
次の瞬間にはすぐに
いびつになってしまう

ひとたび崩れると
なかなか元には戻らないが…
広げていくことで
またすぐに新しい輪が生まれる

だから、人生日々更新

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