Episode No.6647(20191202)：[生活]Life

劣等生の覚悟
The preparedness of the inferior student

学生時代に本分を頑張って、
いい先生や先輩が多い、
いい学校を出て、
組織がしっかりとした、
余裕のある会社に入れると…

社会人になってからも、
研修やセミナーや視察など、
学ばせてもらえる機会は
実に多いようだ。

ところが…
学生時代に本分を頑張らず、
行けそうな学校に行って、
社会人になるまでの
執行猶予期間を遊んで暮らし、
とりあえず
適当な会社に入ると…

まともな研修プログラムはないし、
先輩に叱られながら、
仕事についていくのに必死。
それでも、
役に立たなければクビを切られてしまう。

結局どこかで
勉強しなくちゃならないのが
…人生というものなんだろう。

そこに、まず
覚悟を決めなければならない。

今さら学生時代には戻れない。

けれど、学生時代に
本分以外の楽しみを
自ら見つける能力があったのならば、
そこを活かすしかない。

仕事をこなす…だけでなく、
仕事の中に楽しみを見いだす能力。

もっと言えば、
新しい仕事を作り出す能力を
きっと秘めているはずだから。

ゲーテの格言に…

命令を下せず、
また命令に従うことも
できないような者ほど、
役立たずはいない。

…という意味の言葉があったが

逃げ出してばかりいたのでは、
…役立たず以前。

答えを出しているのは、いつも自分だ。

だから、人生日々更新。