Episode No.6643(20191127)：[日記]Diary

夢は晴れた日にみる
When to dream

霧深い山道を走った。

空いてる…と思って
入り込んだのが運の尽き。

晴れていれば絶景の道だが、
２台前の車さえ見えないほどだ。

まるで雲の中を進んでいるようで、
霧に食われてしまいそうな感じがした。

よほど、どこかに駐まろうかと思ったが、
すぐわきにあるはずの
パーキングの入口さえ見えない。

路肩になど駐めていたら、
後続車に追突されかねないだろう。

わずかに見える
センターラインと…
すぐ前をノロノロと走る車の
テールランプだけを頼りに
霧が晴れた場所まで、
とにかく進んで行くしかない。

ふりかえって考える。

夢をみるのは大切なこと。
…夢とは未来のことだ。

霧の中にいる時に
遠い先の夢をみようとすれば
不安に押しつぶされてしまうだろう。

そういう時には、
まず足下をしっかりと見るしかない。

どんなにいいことだって、
タイミングをはずしたら
…かえって危険だ。

そして、
危険な場所から逃れるためには、
頼りを見つけて進むしかない。

霧が晴れても
進む道がわからなければ、
やがて心の中に
モヤが立ちこめて来るだろう。

いい時も悪い時だって、
自ら動くことでしか
…次の道は開けない。

だから、人生日々更新。