でじたけの「人生日々更新」死者の冤罪

Episode No.6513(20190628)[探求]Search

死者の冤罪
Unravel the truth of history

最初は「妄想」かもしれない。

直感的な閃きは、
他人に理解させることは困難だから。
ただの「妄想」ととられても仕方がない。

筋道を立てて説明できるようになると、
「妄想」は「仮説」に変わる。

その「仮説」が、
ただの当てずっぽうでなければ、
そのことについて、
ある程度の認識を持っている人には、
わかってもらえるようにはなるだろう。

さらに多くの人たちに、
「仮説」を納得させようと思うなら、
「実証」しなければならない。

ここで留意すべき点は、
「結論」を急ぐがために、
「仮説」を「結論」と決めつけ、
「結論」から逆算して、
「仮説」にとって都合のいい
事象だけを取り扱わないことだと思う。

真相は多数決で決まるものではない。
最初からあるが…それに気づかないだけだ。

当たりを付けて掘る。
当たりさえさかなければ
掘り始めることすらできない。

故に直感を養うことも大切。

さて、直感的に犯人がわかっても、
その犯人を刑務所送りにするためには
誰もが納得できる…
少なくとも否定できない状況証拠が必要だ。

さもないと…冤罪になりかねない。

思えば歴史上の人物の
これまで信じられてきたのとは違った姿を
伝えようとする行為は…

大それたことを言うようだが、
いわば…
死者の冤罪を晴らす弁護士のようなもの
…かもしれない。

最近、また弁護依頼が増えてきた。
ただの「妄想」かもしれないけれど、ね。

だから、人生日々更新。

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