Episode No.6512(20190627):[信条]Creed
アイデンティティと多数決
Evaluation of individuality can not be decided by majority vote
人の性格は千差万別。
絶対的に、いい人…もいなければ、
絶対的に、悪い人…もいない。
いい、悪い…を決めているのは、
結局のところ、
自分にとって、
いい人か悪い人か…でしかない。
だが、その自分都合を
自分のわがままにはとられたくない
…という、
これまた自分本位の気持ちが先立って
あの人のこういうところはダメだって、
みんなそう言ってる
…という具合に
自分の考えが一般的だということを
主張したがる人の多いこと…。
そうした、
自分の考えをまるで
世間というオブラートに包み込んだような、
自信のない、もの言いには
…辟易してしまうことが、しばしばある。
自分には合っている、
あるいは自分は苦手だ
…で、いいじゃないか?
自分の苦手を
決めつけてしまうことにも
問題はあると思うけれど…
何かを評する時に、
自分が正論だということを
言わんがために、
多数決を味方につけようとするのは
…かえって
いさかいの元凶になると思う。
そもそも、
そういう人が持ち出す数は、
自分に都合のいい場所からだけ、
持ってきているんだけれども…。
数に惑わされないこと。
それが
本当の自分の考えのはず。
だから、人生日々更新。