でじたけの「人生日々更新」70回目の敬老の日に思う

Episode No.6269(20180917)[生活]Life

70回目の敬老の日に思う
Senior Citizen's Day celebrating 70 years

敬老の日が制定されたのは、
今からちょうど70年前…
昭和23(1948)年のことだ。

その趣旨は…
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝うこと。

日本の人口は
ここ10年減少傾向にあるとはいえ、現在1億2,000万人。

敬老の日がはじまった70年前は、
第1次ベビーブームと言われたが、
戦後間もないこともあり、まだ8,000万人強だった。

さて、敬老の日にちなんで、
65歳以上の人口比率を見てみると…
70年前は5%に満たなかったが、
今や27%…人口の4分の1を越えている。

統計の経緯を見ると、
平成12(2000)年を境に、
0〜14歳までの比率を、
65歳以上の比率が越えている。

多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛する
…という気持ちは大切だと思うが、
もはや日本社会にとって老人は多数派。
しかもすでに
社会の中でさまざまなネットワークを持っている。

大多数の老人は、
社会的弱者…とは、
とても言い難いのではなかろうか。

自分も、もうすぐ敬老される側になるが、
未来ある連中の邪魔にだけはならないようにしよう
…と、つくづく思う。

で、ないと日本がなくなっちゃうから、ね。

だから、人生日々更新。

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