Episode No.6251(20180827):[挑戦]Challenge
日記と作品
Who is the person you want to tell?
ネットのおかげで、
誰もが簡単に自分の思いを
不特定多数の人に
表すことができるようになった。
だが、
「表す」こと、と
「伝える」ことは、
まったく次元の違うことだ
…と今さらながら痛感する。
自分の思い、
日記のようなものを
誰かが読んで共感してくれれば嬉しい。
しかし、それは作品とは呼び難い。
何十万というDMを不特定多数に打って、
その数%でも誰かが買ってくれればいい
…という商売の仕方も横行しているが、
本来、営業活動といえるものは、
特定のターゲットを絞り込んで、
そこに向けて
具体的な提案をするのが本道だと思う。
もちろん、
たわい無い日記と商売は違うが、
他人に何かを伝えるという点においては
本質的に同じに違いない。
作品には具体的なターゲットが必要だ。
それが具体的であるばあるほど
浸透度も高くなることが期待できる。
そもそも…
相手先もわからないようなラブレターでは、
意中の人の心をつかむことなんて絶対できない。