でじたけの「人生日々更新」声の記憶

Episode No.6232(20180804)[日記]Diary

声の記憶
Memory of voice

車で聴いているのは、
もっぱら浪曲か朗読、講演会のCDだ。

実は最近、
オペラなんぞ響かせてみたりしている。
歌劇「黒船」に限るが。

軽快な曲を聴きたいことも間々あるが、
それで渋滞にでもはまると、
かえってイライラしてしまうので、
人の話を聴いている方が
気が紛れるし、勉強にもなる。

映像より、むしろ声の方が、
相手の存在を間近に感じられる。
姿形より、
イメージをつかみやすい気がするのだ。

実際、ごく近しかった故人も
真っ先に思い出すのは声である。

ことに笑い声をよく覚えている。

講演会で声を覚えた作家に興味を持ち、
その人のエッセイを読んだりするが、
必ず、その人の声で読んでいる。

そうすることによって、
文調はよりリズミカルなものとなり、
書かれた内容や行間のニュアンスを
色濃く感じることができる。

大作家の照れ笑いや
お茶目な一面が発見できたりすると、
まるで飲み屋で同席したおじさんのように
親しみがわいてくる。

だから、人生日々更新。

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