でじたけの「人生日々更新」AIと品格

Episode No.6215(20180716)[日記]Diary

AIと品格
Artificial intelligence and position

AI関連のセミナーに行ってきた。

人口減少により、
人に頼らない作業の構築は必須課題。

ウチのような小さな会社にも、
やがてその波は…
いや、しぶきくらいはかかってくるだろう。

AIコンサル企業の担当者が
製造業や小売業での
AI活用の実例をいろいろ紹介してくれた。

講師は、話しぶりも鮮やかな知的な若い女性。

AIがこれまでのコンピュータの概念と
大きく異な点は「判断力」にある。

人間も適正な「判断力」を身につけるためには、
知識と経験が必要で一朝一夕にはいかない。

AIも同じで、
適正な「判断力」をつけるためには、
膨大な「教師データ」を
インプットすることが必要だという。

適正な「判断力」をつけるまでの苦労は
人間もAIも同じだが、
やがて、くたびれてしまう人間とは違い、
AIは疲れもしなければ、死ぬこともない。

かつてコンピュータは、
人間の仕事を奪うものだと
恐れられたこともあったが…
今や人口が減少しても生産性を下げないために
不可欠なものとなっている。

ところでAI業界では、
「教師データ」をインプットすることを…
AI「教師データ」を食わす
…と日常的に表現しているようで、
聡明な女性講師も、
さかんに「食わす」「食わす」を連発していたが、
どうにも行儀の悪さを感じてしまったのは
自分だけではあるまい。

女性が、どういった言葉を口にすると
品格を疑われてしまうのか…。
また、どういう年齢層の人たちは、
そういう風に感じる傾向にあるのか…。

そうした「教師データ」を
女性講師に食わせたい
…いや、ご馳走したいと思った。

だから、人生日々更新。

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