Episode No.6055(20180110)：[日記]Diary

霊験にケツを叩かれ
Gifts from God

今日はカミさんの誕生日だ。

いくつになったのかは伏せておくが、
結婚してから26、7年…
付き合いだしてからとなると、
もう35年くらいにはなる。

３人の子供のうち、２人が成人し、
末っ子も有権者になっているのだから、
自分たちも年をとるはずだ。

ところで…
縁というものの不思議さを感じることが、
しばしばある。

偶然…と言ってしまえばそれまでだが、
偶然と言うには出来すぎた話。

映画やドラマだったら、
フィクションだから
…とチャチャを入れたくなるような、ね。

実は会社での女房役、
経理担当の女性もまたカミさんと同じ誕生日。

年は違うけれど、同じく末っ子。

どうやら自分は
１月10日生まれの末っ子に、
首根っこを押さえられながら
生きていかなければならない宿命らしい。

年をとると、
運命…とか、霊験…とか、
自分の力ではどうにもならないことを
思う傾向が強まる。

これまで自分がしてきたことを、
何かで肯定したい気持ちや、
これまで積み上げて来たであろう
何かによって得た力を実感したい
…そんな思いが強まるのかもしれない。

反面、それは
衰えてきた体力や感性を
補足しようとする思いかもしれない。

いずれにしても運命は自分が作っている。

その覚悟のうえで、
偶然に勇気づけられるのは結構なことだが、
偶然を言い訳にするようだと、
納得のいく自分の人生を
作り上げることはできないだろう。