Episode No.5913(20170728)：[生活]Life

遠くの親類より近くの他人
Other people closer than distant relative

社員の自宅の隣家が火事を出した
…というので、
社員は慌てて様子を見に自宅に戻った。

幸いボヤ程度で済んだらしいが、
この知らせを受けて最初に感じた疑問は、
誰がその社員に火事のことを知らせたのか？
…ということだった。

社員の家は共稼ぎだと知っていた。
日中は誰もいない。

聞けば、近所の人から携帯に連絡があった
…という、至極当たり前のことなのだが。

はたして自分の家で
同じようなことがあったとしたら
…誰が知らせてくれるだろう？

ま、ウチの場合には隣が実家だから、
まず滅多に誰もいないということはないが、
もし、誰もいなかったら…
毎朝、出がけに顔をあわすと挨拶くらいはしても、
近所の人は誰一人、自分の連絡先など知らない。

むしろマンションであれば
管理会社がいて対応してくれるかもしれないが、
一軒家ではそうはいかない。

セコムに入ってても、
自分チが燃えない限り装置は作動しないし。

いざという時のために
近所の家の電話番号くらい、
まず携帯に登録くらいしておいた方がいいな
…と思った。